臼歯陽炎のブログ

小説を書いてます。 よろしくお願いします。

タグ:小説

月刊群雛 2016年07月号用原稿の校正完了しました。
今回の校正は少し手間取りました。
他の人に原稿を見てもらうと、いろいろ勉強になることが多いです。

オンライン小説を書いてる途中で不具合が起きたり、操作をミスって、何時間もかけて書いた小説やブログの記事がパーになってしまい、どうやっても復元不可能、そんな経験は誰にもあると思います。
今回は、そうしたトラブルを防ぐ方法です。

オンラインストレージクラウドストレージ)というものがあります。インターネットのクラウド上にデータを保存するサービスです。
無料では5GB~15GBくらい。それと、大量の画像データや動画ファイルをアップロード、ダウンロードするにはネット回線速度の制約で遅くなり、外付けハードディスクを使うほうが速いです。

但し、オンラインストレージには強力なメリットがあって、データが消えることはありません。ネット環境に接続できれば、家でも会社でも学校でもカフェでも好きなところからアクセスできます。
家庭内で、2台以上のパソコンやスマホやタブレットを利用してる場合も小説のテキストデータを一元管理できます。
※念のため、オンラインストレージは共有パスワードではなく、専用パスワードを使用することをお勧めします。

無料で利用できるオンラインストレージ (クラウドストレージ) サービスを比較してみた

テキストファイルをハードディスクのどこに置いたか判らなくなったり、パソコンの買い換えでデータ移行できなかったり、いま書いてる小説のテキスト以外のプロットや数年前に書いた小説のテキストデータがどこかへいってしまったりという心配も、小説の保存先をオンラインストレージにすることで全て解消されます。

10万字の小説で、容量は大体130~160KB位です。1024KBが1MB、1024MBが1GBです。
つまり、1日16時間、一生小説を書き続けたとしても1GBには達しません。
小説というテキストデータにとって、無料で使えるオンラインストレージはそれくらい余裕があるということです。

130~160KB位の小さなデータ量であれば、オンラインストレージへの読み書きも高速です。
オンラインストレージは小説を書くのに、とても適したツールであると思います。

群雛 4月号発売中です。
拙作『妻は元AV嬢』掲載して頂きました。
よろしくお願いします。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B01DK5NV20/

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内容紹介
漢字と仲よくする方法や組版の校正、気になりませんか? プロ校正者・大西寿男によるインディーズ作家必読の好評ゲストコラム『セルフパブリッシングのための校正術』、第2回は「活字の声を聴く」!

このほか、磨き上げた九篇の投稿作品を収録した「インディーズ作家と読者を繋げるマガジン」2016年04月号。ようやく訪れたうららかな季節、読書をするのはいかがでしょう?

黒澤明監督が「創造とは記憶である」という言葉を遺してます。
つまり、0から1のアイデアは生まれないということです。
記憶とはつまり、体験です。
ネットで情報を集めても、たくさん読書をしても、自分の体験には敵いません。
ネット上の情報は二次情報であり虚像です。
自分から外に出て、色んな人に会い、体験することで記憶のピースを集めるべきです。

あとはレゴで建物やクルマや飛行機を組み立てるように、記憶のピースを組み合わせて物語を作っていきます。
自分自身は渋谷や中野や秋葉原や銀座や原宿や下北沢で遊んだ記憶が小説のベースになってます。
フジテレビ、視聴率凋落最大の原因は台場
フジテレビがダメになっちゃったのはね、
 渋スタがなくなって、お台場が廃れ始めた時からじゃないか、と。


映画監督でもシナリオライターでも学校に通えばなれるというものではありません。
学校以外の社会体験が必要です。
いじめにあった、失恋した、会社が倒産した、といった体験も小説を書く上では、とても役に立ちます。
そうした過去の体験が引き出しとなって、創作の原動力となるのです。
【芸能】こんなにいた!! イジメられた経験のある有名人 - NAVER まとめ

 普段、どのようにして小説のアイデアを考えているかというと、街に出て何か違和感を感じたときに、それを手帳にボールペンでメモしておきます。スマホでもポメラでもなんでも構いません。
普通の人は違和感から目を逸らそうとしますが、読者は小説に普通を求めていません。
何も起こらないサラリーマンの1日なんて、退屈で誰も見たくないのです。
「あれ? いまこの人は何でこんなことを言ったのだろう?」
「なんでこんな所にこんなモノがあるのだろう?」
「あの人は一体なにをやってるのだろう?」
そうした違和感を感じたら、それをメモしておきます。

物語にはアイデアの核となる部分があって、どんな創作物であっても作ってる時は作業が大変で核となるアイデアのことを忘れているのですが、作品を見た(読んだ)あとで印象に残るのは、一番最初のアイデアの核となる部分です。これがダメだと駄作にしかなりません。

黒澤明監督が『七人の侍』を撮るときにアイデアの元となったのは、「戦国時代に野党から村を守るために農民が侍を雇った」という短い一文だけでした。昔の巻物か何かに書かれていた歴史です。
これがアイデアの核となった訳です。
天国と地獄』では「他人の子供を誘拐しても身代金を要求できる」というのがアイデアの核となった部分です。

このアイデアの核となる部分を見つけられれば、小説の半分は出来たも同然です。

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僕のコンテンツのメインは小説なので、お知らせはTwitterで事足りるし、なんか勢いでホームページを作っちゃったけど、本当に必要なんだろうか?
ホームページは更新の必要がないからいいとして、ブログって必要なのだろうか?
明らかにTwitterよりも見てくれる人が少ない。1/100位しか見られてない。
ただ、ブログのほうが文字数の制限なく好きなことを書けるという利点はある。
ブログに小説を載せることも出来る。ただ、新しい記事が上に来るために、連載は難しい。短編だろう。

なんというのか、ブログは存在が中途半端だ。
このまま存在していていいのか悩む。

ホームページでは、読者の選択でストーリーが分岐する小説を執筆予定。
これはAmazon KDPで目次機能を用いれば、もしかしたら可能かもしれないけど、やり方がよく判らない。
ホームページのほうがストーリーの分岐する小説を書くことは簡単だ。
ゲームブックというジャンルに属するらしい。


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ねこぢるという不条理ギャグを書く漫画家は、よく夢からアイデアを得ていました。
私もいま書いてる小説で3~4ヶ所、夢で見たシーンを小説に出してます。
小説を書くとき、物語というのはどうしても過去の作品の下敷きがあったりするものです。
例えば、ジョージ・ルーカス監督の『スターウォーズ』は、黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』が元ネタですし、ライトセイバーは時代劇の立ち回りから、ジェダイという名前は時代劇が元ネタです。
ただ、物語というのは過去の作品の寄せ集めでは、ただの劣化コピーになってしまいます。
自分自身で訴えかけたいテーマ、新しいオリジナルの要素などを入れていかないと退屈な物語になってしまいます。

そこで、夢で見たシーンというのは、これは正真正銘オリジナルです。
ですから、新しいオリジナルの要素としてはピッタリです。
そうした理由から、私は自分の小説に夢で見たシーンを入れることにしました。

ただ、ひとつだけ問題があって、夢で見たシーンというのは目が覚めて思い出してみると、たいして面白くないことが大半です。
小説で使える夢のシーンは、ほんのごく一部です。
ですが、うまく小説にハマれば幻想的なシーンを生み出すことが出来ます。



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